Accademia Riaci
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Jun. 13, 2024 | Posted in Senza categoria , Student Reporter | Tags:Arisa T., Art HistoryReporter: | Course: Art History
Art History Summer Course (#4) – Arisa T
いよいよ、イタリア留学最後の週となりました。ようやく慣れてきた頃に帰るので、口惜しい気持ちはありますが、日本に帰ってから学びたいことがたくさんあるのでちょうど良かったです。
It seems that it was originally used as a camp and palace, and in the center of the courtyard, they used to execute criminals. In Florence, where there are many old buildings, their uses and owners often change, which I think is also interesting. Executions and torture were common in the Middle Ages, but are there ghosts in Italy?.
月曜日の授業では、バルジェロ国立博物館へ行きました。
元々は収容所や宮殿として使われていたらしく、中庭の中央では罪人の処刑をしていたようです。古くからの建物が多いフィレンツェでは、用途や持ち主が変わることが多く、それもまた面白いところだと思います。中世では処刑や拷問などが罷り通っていましたが、イタリアに幽霊はいるのでしょうか。
大学や高校の教科書で何度も出てきたような作品がずらりと並んでおり、息を呑むばかりです。画像はイタリアの授業でも触れたミケランジェロのバッカスです。酩酊感が重心を感じさせるコントラポストはとても美しく、感動しました。
火曜日はMuseo di Palazzo Davanzatiに行きました。これも様々な人の手を渡ってきた建築物であり、13世紀の建築構造を実際に体験できる家の博物館です。中に入ると、厚い壁で遮られるためひんやりと涼しく、吹き抜けがあり、当時の調度品が飾られている様子は没入感を感じさせます。画像は使用人が家事をする際の道具です。
画像のものは陶器でできたカイロだそうです。中世の時代、外に出歩くことの少なかった女性は寒い室内で過ごすことが多く、このカイロを暖炉に近づけて、温まっていたそうです。靴のデザインが可愛らしく、その用途も斬新で、現代では考えられないだろうなと感じました。
水曜日はメディチ家礼拝堂へ行きました。画像は君主の礼拝堂です。全て貴石でできたこの部屋は壮大でした。額縁で飾られた絵画のように、見る場所が限定されているわけではないので、どこを見ても煌びやかで、息を呑むほど綺麗でした。死んでこの場所に入れるのなら、死ぬのも怖くないような気がします。
これはミケランジェロの設計した新聖具室にある彫刻です。向かって左が夜を表していて、右が昼を表しているそうです。艶やかで、隆々とした筋肉に釘付けになります。
美術に囲まれた生活をしながらも、美味しいご飯のことは忘れません。友達と談笑しながら1人1つのピザを食べている瞬間は、イタリアっぽいなぁと感じます。
金曜日は家庭料理の授業をとりました。以前は実際のイタリアのご家庭で教わりましたが、今回はリストランテの厨房で教わります。調理器具や使う素材は、日本で用意するのは難しそうですが、少しアレンジをすれば家でも作れそうです。
これができたアランチーニです。同じ授業を受けた人全員で協力して作ったので、とても美味しかったです。少し大きめに作ってあったので、お腹いっぱいになってしまいましたが、残りは持ち帰って食べました。
The image is “Ritratto del nano Morgante” painted by Bronzino. Morgante was Cosimo I’s favorite dwarf.
This is the end of my study in Italy, but it was a month full of things that cannot be put into images or written about. The memories of the friends and teachers I met there are irreplaceable. I really enjoyed and learned a lot.
その後はピッティ宮殿に行きました。ボーボリ庭園にも行こうと思いましたが、先生や通訳の方の話を参考に、16€のチケットを買いました。話の通り、非常に大きく、展示品も多岐に渡り、中世の絵画から貴石を使った調度品、服、近現代の絵画、彫刻などがありました。途中で疲れてしまうレベルで、ボーボリ庭園まで1日で行くのは困難だと悟りました。疲れてしまうのは、広さだけでなく、その一つ一つの展示品の持つ魅力に圧倒される精神的なものも含まれています。本当に全てが美しく、歴史を持ち、訴えかけてくるエネルギーが凄いです。
画像はブロンズィーノの描いた「Ritratto del nano Morgante」です。モルガンテとはコジモ一世が気に入っていたドワーフです。
これでイタリア留学が終わりましたが、画像に載せきれないもの、書ききれないことが山のようにある1ヶ月でした。そこで出会えた友人や先生との思い出はかけがえのないものです。本当に楽しく、学びになりました。
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At Accademia Riaci, we are recruiting Course Reporters from our students. The students who are chosen to become Course Reporters are given 10 % of the tuition as their scholarship fee.
The Reporters who have submitted excellent reports will have his or her profile posted on our school website for the next 5 years as an alumnae and will be able to connect with their business chancesafter their graduation.
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