キャンパスライフ
アカデミア・リアチ は、最初の校舎をVia de’ pecori の古く由緒ある宮殿に構えました。数年後校舎をフィレンツェの旧市街地の中央、サンロレンツオ教会とドゥオーモの間で、フィレンツエ駅から徒歩3分という交通の便のとても良い場所に移します。朝夕にサンロレンツォの鐘の音を聞き上階からはドゥオーモのクーポラが目前にのぞめます。
学校は実習に必要な道具、機具等の設備を備えており、校舎はゆったりと広く大変美しい15世紀の建物を使用しています。この建物はかつて王家所有のもので王妃の館として使われていました。
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- フィレンツェについて
- イタリアの祝祭日
Map around Accademia Riaci
フィレンツェは、ルネサンス運動の発祥の地としてよく知られています。メディチ家の庇護の元、アーティストの庇護者や数多くのアーティストが生まれ、育ち、偉大な足跡を残していきました。フィレンツェの道を散策すると、誰でも素晴らしいルネサンスの香りを嗅ぐことができます。
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フィレンツェについて
起伏に富んだ山々や美しい海岸線。ブドウ畑やオリーブ畑が広がる穏やかな丘陵。絵に描いたような田園風景。古の時代から旅人を惹き付けてやまないトスカーナ州。この美しい景観を有するトスカーナ州の中心都市がフィレンツェです。
貴重な文化遺産があちこちに点在するフィレンツェの街中は、過去と現在が入り組み合い溶け合って、旅人は一瞬歴史の狭間に迷い込んだような錯覚に陥ることでしょう。
History of Florence
紀元前10~8世紀頃、イタリア人の祖先と言われる高い文明を有するエトルリア人がトスカーナに住み始めます。その後ローマ帝国、ゲルマン民族の支配をへて、11世紀頃にはトスカーナ有数の都市となります。フィレンツェでは早くもこの頃から芸術活動が盛んになり、13世紀後半頃からはチマーブエやジョット、ダンテといった後世に名を残す偉人たちが現れ始めます。
12世紀初めにフィレンツェは自治都市コムーネとなります。14世紀に入り、それまで絶対であった教会、教皇庁の権威が衰退していくなか、人々は中世的な神中心のあり方に疑問を抱き、人間中心の現実世界を謳歌しようとする気風が高まります。その結果、他に先駆けてこの地でルネッサンス運動が興り、無数の偉人・天才たちを輩出し、政治的にはメディチ家のリーダーシップのもとでフィレンツェは空前の平和と繁栄の時代を迎えます。
1494-1530フィレンツェは一時共和国という形態をとりますが、その後再びメディチ家が実権を握り、1570年にはコジモ1世がトスカーナ大公に任ぜられ、フィレンツェは第二の黄金時期を迎えます。しかしこれも長くは続かず1737年にメディチ家の家系が途絶えると、オーストリアのロレーヌ公爵家に地位が引き継がれることとなります。
1860年にイタリア全土で興ったリソルジメントにより、1861年にヴィットーリオ・エマヌエーレ2世の治世のもと、初のイタリア統一が成されます。フィレンツェは1865年から5年間イタリアの首都としての機能も果たします。
しかしながら、統一後も誇り高いフィレンツェ人は、根強いカンパニリズモに支えられ、独自の文化と伝統を守り続けています。イタリアはどこでもそうですが、フィレンツェ人のお国自慢は殊の外有名で、ダンテと同時代人である年代記作家ディーノ・コンパーニは「空気は爽やか、住人たちの風俗は良好、女性は美しく、着飾りも良く、家屋はことに美しく・・・」と自国を愛でています。
イタリアの祝祭日
イタリアの祝祭日 | |||
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1月1日 | Capodanno | 元旦 | |
1月6日 | Epifania | 御公現の祝日 | |
3月~4月 毎年変更 |
Pasqua | 復活祭 / イースター |
キリストの復活を祝う祭りで春分後最初の満月の後の日曜日に祝われます。そのため毎年日付が変わります。クリスマスと同じく、とても重要な日で、クリスマスは家族と、パスクアは友達と過ごすといわれます。 |
3月28日 | Lunedi’ dopo Pasqua | 復活祭翌日 | 復活祭翌日の月曜日、イースターマンデー。この日も毎年日付が変わります。 |
4月25日 | Anniversario della Liberazione d’Italia | 復活祭翌日 | 復活祭翌日の月曜日、イースターマンデー。この日も毎年日付が変わります。 |
5月1日 | Il Primo di Maggio | メーデー | イタリアでも労働条件改善を願う、労働者のための祝日。 |
6月2日 | Festa della Repubblica | 共和国建国記念日 | |
8月15日 | Assunzione della Beata Vergine Maria | 聖母被昇天祭 | 聖母マリアが他界した日。フェラゴスト(Ferragosto)といいます。 |
11月1日 | Tutti i Santi | 諸聖人の日 | カトリックの行事で、天に召され聖人となった人をお参りする日です。 |
12月8日 | Immacolata Concezione | Concezione / 聖母無原罪の御宿りの日 | マリアをその母アンナがご懐胎した日。 イエスの母マリアが、マリアの母アンナの胎内に宿った瞬間、神の恩寵により原罪からまぬがれたというカトリックの教理によります。 |
12月25日 | Natale | クリスマス | イタリアではクリスマスは家族と過ごします。そのためこの頃は都会から田舎へと帰省ラッシュとなります。フィレンツェは、街中がイルミネーションで飾られ、世界中から観光客が訪れます。 |
12月26日 | Santo Stefano | 聖ステーファノの日 |
イタリアの各都市にはその町の祝日があります。
主要都市の守護聖人の祝日 | |||||||
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4月25日 | ヴェネツィア | 7月15日 | パレルモ | 12月6日 | バーリ | ||
6月24日 | フィレンツェ、ジェノバ、トリノ | 9月19日 | ナポリ | 12月7日 | ミラノ | ||
6月29日 | ローマ | 10月4日 | ボローニャ |
復活祭はイースターのことで、イタリア語でパスクア(Pasqua)といいます。
キリストの復活を祝う祭りで春分後最初の満月の後の日曜日に祝われます。そのため毎年日付が変わります。キリスト教であるイタリアは、この日は美術館なども休館日になることも多く、十分に注意しましょう。
イタリアの復活祭の年毎の日付け | ||||||||||
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年 | 復活祭の日付 | 年 | 復活祭の日付 | 年 | 復活祭の日付 | 年 | 復活祭の日付 | |||
2005年 | 3月27日 | 2017年 | 4月16日 | 2029年 | 4月1日 | 2041年 | 4月21日 | |||
2006年 | 4月16日 | 2018年 | 4月1日 | 2030年 | 4月21日 | 2042年 | 4月6日 | |||
2007年 | 4月8日 | 2019年 | 4月21日 | 2031年 | 4月13日 | 2043年 | 3月29日 | |||
2008年 | 3月23日 | 2020年 | 4月12日 | 2032年 | 3月28日 | 2044年 | 4月17日 | |||
2009年 | 4月12日 | 2021年 | 4月4日 | 2033年 | 4月17日 | 2045年 | 4月9日 | |||
2010年 | 4月4日 | 2022年 | 4月17日 | 2034年 | 4月9日 | 2046年 | 3月25日 | |||
2011年 | 4月24日 | 2023年 | 4月9日 | 2035年 | 3月31日 | 2047年 | 4月14日 | |||
2012年 | 4月8日 | 2024年 | 3月31日 | 2036年 | 4月13日 | 2048年 | 4月5日 | |||
2013年 | 3月31日 | 2025年 | 4月20日 | 2037年 | 4月5日 | 2049年 | 4月18日 | |||
2014年 | 4月20日 | 2026年 | 4月5日 | 2038年 | 4月25日 | 2050年 | 4月10日 | |||
2015年 | 4月5日 | 2027年 | 3月28日 | 2039年 | 4月10日 | |||||
2016年 | 3月27日 | 2028年 | 4月16日 | 2040年 | 4月1日 |
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