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2007年06月07日 | Posted in フィレンツェ暮らし, その他 | Tags:
ジェラート、ジェラート!
暑かった翌日には肌寒かったりする今日この頃。それでもお昼時になると夏を感じさせる日差しになってきましたね。こんなとき、つい口から漏れるのは「なんで日本にはジェラテリアがないの…」。
ジェラテリア(gelateria)はイタリア語でジェラート屋さんのこと。アイスクリーム屋さんならいくらでも日本にだってあるじゃない、そう思われる方も多いでしょう。
でもジェラートはジェラートであって、けっしてアイスクリームそのものではないのです。まずアイスクリームよりも密度が濃い!それでいながら重たくない!カロリーも低い!
だからつい、一番小さいコーンで食べようと入ったお店のカウンターで、豪快に4種類もの山盛りのジェラートを食べているおばあちゃんなんていた日には、
「大きいコーンにマロンとチョコとミルクのジェラート、それにパンナ(生クリーム)のせで!」
と負けじと注文する自分が。
いくらカロリー低くても、そんな量を、しかも真夏は一日に2度も食べていたらたいへんなことになってしまいます。そんなときは晩ご飯をそのジェラートですませちゃったりもするのですけど、どうにもそれだけだと物足りなかったりもするわけで。
そんな私が最近気になるジェラート屋さんが、ローマの地下鉄B線ラウレンティーナ駅近くにあるお店。その名も「イル・ジェラート」!英語で言えば「ザ・アイスクリーム」と言ったところでしょうか。
なんとこのお店、おかずっぽいジェラートがたくさんあるんです。モルタデッラチーズとピスタチオ、ほうれん草のクリーム、ゴルゴンゾーラ、フィラデルフィアチーズなどなど…。これらはメニューのほんの一部で、当然どこのお店にもあるチョコやレモンといったメニューもあるのですが、地元の人のなかには晩ご飯の前菜としてこうした“しょっぱい”ジェラートを買われていく方もいるのだとか。