ニュース・ブログ・インタビュー
2012年07月20日 | Posted in テキスタイルデザイン | Tags:
テキスタイルデザイン
こんにちは。東京オフィススタッフです。
本日はテキスタイルについてのお話です。
テキスタイルは、インテリアファブリックとして、壁紙・カーテン・ソファー・テーブルクロスやシーツ・ベッドカバー・タペストリー・絨毯などのファブリック、ファッション分野では洋服やスカーフ・ストール・ネクタイどのファブリック、小物等ではカバンやテーブルクロス・ハンカチなど生活のあらゆるところで幅広く用いられています。
そして、テキスタイルのデザイン方法は様々な素材を使用して、様々な表現をします。
様々な種類のペン画、油彩、アクリル画、シルクスクリーンや様々な版画、写真の合成、
フォトショップやイラストレーターなどを使用したPCによる自由な表現も無限の可能性を持ちます。
また、ファブリックの制作では、例えばインドネシアのジャワバティーク、鮮やかな色彩の中南米の手織りタペストリー、トルコのミャオ族刺繍、北欧の織物、日本では、布に蝋をのせて染め上げる『ろうけつ染め』などが有名ですが、
イタリアでは、『リノリウム材』を用いる方法もよく使用します。
リノリウムとは150年以上前にヨーロッパで発明された材料です。
塩化ビニールにも良く似ていますが、素材は天然素材です。彫刻刀やカッター、熱などで加工がしやすく、
弾力性があり局面などにも適し、様々な表現ができ個性的な素材です。
アカデミアリアチのテキスタイルデザインコースでは、テキスタイルデザインを学ぶだけでなく、
様々な素材や表現で実際の作品を制作します。
バティーク・ステンシル・型紙・ペン画・筆画・細密画・ドット表現・版画・自然素材転写…などの様々な技法を研究し、身につけます。
そして、もちろん、このリノリウム材を使用してファブリック染色作品も、創作します。
リノリウムを使用すると、ダイナミックで力強い表現の作品に仕上がります。
イタリアで学ぶアート、デザイン留学 アカデミアリアチ