Accademia Riaci
Student Reports
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Sachica M.
Country: Japan
Course: Gelato Course
Program: Summer Course
Period: Aug 28, 2023 – Sep 15, 2023
Oct. 04, 2023 | Posted in Reports, Summer Course , Student Reporter | Tags:Sacica M, Summer Intensive CourseReporter: Sachica M. | Course: Summer Intensive Course
Gelato Course (n3) –sacica-m
Gelatoコースを3週間受講しているSacica.mです。
今、このレポートを書いている私は既にコースを修了し、無事修了証もいただいた後なのですが、何度振り返っても、本当に素晴らしい毎日を送ることができました。
人生単位でみても、なかなか充実した3週間だったと思います。
今回は、その充実すること間違いなしのGelatoコース受講生の「ある一日」をご紹介したいと思います。
2週目以降は、同じGelato屋さんで勉強している先輩と同じ授業になりました。
先生はとてもチャーミングな方で、始めは真面目に授業で習った過去形を活かして3人で会話をしていたのですが、そのうち週末の小旅行の話からFirenzeの名産品の話に熱中して、気が付いたら授業が終わって次の生徒さんが入ってきたことも(笑)もちろんちゃっかりおすすめの名産品も教えてもらいました(笑)
この日はたまたま次のGelatoの授業まで1時間あったので、語学授業もGelato屋さんも同じ先輩とFirenzeで有名なBar、Gilliへ。以前Sienaに留学した時には好きになれなかったCantuccio。ドリンクの付け合せで頼むととても美味しかったです!こんなことならケチらずに、たくさんCantucciたのめば良かった!と思わず後悔してしまいました。
1日の始まりは、まず、お店の奥にある冷凍庫からGelatoを出し、冷凍ショーケースに並べること。この時先生が在庫をチェックし、Gelatoのベースとなるクリームや、果物の在庫、売れ行きなども含め、今日つくるGelatoとSorbettoが決まります。
-AM11:30-12:15 市場へ買い出し Fig.4
在庫が分かれば、近くのmercato(市場)へみんなで買い出しへ。みんなでゾロゾロ先生の後ろをついて歩いていると、いつも行く八百屋の人もビックリ。「なんだか偉い人みたいだねー」と先生は冗談を言われていました。たくさん生徒がいるので(笑)、先生は新鮮な野菜や果物を見極めて、たくさん購入していました。Finocchio(茴香、フェンネル)と青リンゴと白ブドウで新しい味のSorbettoをつくるそうです。
市場から帰ってきて、さっそくみんなでメモ通りSorbettoを作っていたら、先生が工房に入ってきて、GelatoやSorbettoを冷やし固めるマシンのスイッチを急いでoffに。何か間違えたのかな、と不安そうな顔をする私たちに先生は笑顔で「Andiamo! Caffè! Dai, dai, senza caffè, come possiamo lavorare oggi? (行こう!コーヒーだよ!ほらほら、コーヒー無しでどうやって今日働くつもりなんだい)」と上機嫌。近くのBarに行ってコーヒーを注文。
この日、私は最近イタリアでもメジャーになってきた抹茶ラテを注文。始めのうちは驚きましたが、慣れてくると働く前のこの1杯が最高。日本にもこの文化浸透しないかな、と今では本気で思っています。
メモした順番通りに、GelatoやSorbettoを作っていきます。この順番が本当に大切。効率や在庫の有無も、もちろん考えられていますが、それよりも色の濃いものを手前に持ってくると、あとのGelatoに色移りしてしまったり、ナッツ類を手前にすると、ナッツアレルギーの人のためにいちいち機械を丸ごと洗剤で洗わないといけなくなったりすることを一番懸念して、順番が組み立てられているようでした。
Sorbettoが作り終わったあたりで、先程のBarへ。今度は軽食としてスムージーを注文。Gelatoを作っていても思いますが、イタリアは食事と健康、心地良さ、楽しさ、環境への配慮に対する考え方が日本よりも先に進んでいます。美味しさとは何か。重過ぎも甘過ぎも冷た過ぎもしない、フレッシュな野菜や果物が入ったスムージーを、先生やみんなとわいわい楽しく飲みながら、最後は容器をしっかり分別して捨てていると、自然と考えてしまうことです。
GelatoやSorbettoは柔らかすぎてもダメ、かたすぎてもダメなもの。本当に美味しいGelato、Sorbettoとは、口当たりがシルクのようになめらかで、軽やかで、何杯でもおかわりができてしまうもの。何度同じものを同じように作っても、その日の気温や湿度にもよるので一度として同じものは作れません。マシンから出来上がったGelatoが出てきたとき、その完成度が分かるのでドキドキです。
※ちなみに出来たてホヤホヤの酸化していないGelatoが世界で1番美味しいと思います。(笑)
放課後はお楽しみGelatoタイム。好きな大きさのコーンかカップを選んで好きなだけGelatoやSorbettを食べることができます。私が通ったGelateriaのイチオシはEnkey(ダークチョコレートシャーベット)、Fico(ペッパー入イチジクシャーベット)、Cremino(ピスタチオソース入クリームジェラート)です。
社会人になって、友達が出来ることってなかなかなかったり。年齢も出身地も過ごしてきた環境もみんな違うけれど、Gelatoが大好き!という気持ちはみんな一緒。そんなみんなと放課後、お店の前でGelatoを食べながら、わいわい話している時間はとても楽しいものでした。この日はCucinaの授業もとっている先輩から、授業でならって作ったCantuccioをいただくことができました!
同じイタリア語の授業をとっている先輩と、先程のBarでコーヒーやスムージー、軽食を食べながら宿題タイム。イタリア語の先生は、望むなら、その人のレベルに合わせた宿題を出し、次の授業でていねいに解説してくれるのでとても助かります。
宿題も終わったので、この日は先輩と、イタリア語の先生に教わったFirenzeの数少ない名産品、「Schiacciata con l’uva」を探しにCentro(市内)を歩きました。ブドウの季節になると、そのブドウの実とブドウ果汁をふんだんに練りこんだSchiacciataという平べったいパンが見られるようになるそうです。昔ほどたくさん売られてはいないようですが、幸い最初に入ったパン屋さんで発見!パンよりもブドウの比率が高く、大人っぽい高貴な甘みに包まれて幸せな気持ちで1日を終えることができました。
留学は人それぞれです。かなしいかな、運にも左右されます。それでも皆様のイタリアでの留学生活がとても充実した素晴らしいものになるように、祈っていますし、私のレポートがその助けになれば幸いです。
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At Accademia Riaci, we are recruiting Course Reporters from our students. The students who are chosen to become Course Reporters are given 10 % of the tuition as their scholarship fee.
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