Accademia Riaci
Student Reports
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Momoko MIYAZAWA
Nationality: Japan
Course: Internship
Program: Internship
Period: Jul. 2,2015- Jun. 3,2016
日本人の旦那さん共々インターン中で、フィレンツェから電車で1時間30分ほど離れたアレッツォのそのまた田舎に住んでいます。都会では味わえないイベントや食べ物、友達の事、家に入り浸っている野良猫「黒さん」の事、そして学校での事を発信していこうと思います。
Feb. 23, 2016 | Posted in Reports, Internship , Assistant Reporter | Tags:Momoko Miyazawa, InternshipReporter: Momoko MIYAZAWA | Course: Internship
Internship 13-Internship Course 2015 (Assistant2)
オルビエート2
今回はオルビエートの町で食べに行ったレストランをご紹介したいと思います。
ここはドーモから徒歩5分の細い路地に入った「Trattoria Tipica La Palomba(トラットリア ティピカ ラ パロンバ)」と言うレストランです。
Palombaとは鳩の事を言うのですが、一般的に鳩は「Piccione(ピッチョーネ)」と言います。
この場合の鳩は辞書で引くと「山鳩」・「カワラバト」と出てきました。
メニューにもPalombaとPiccioneが別々に書いてあったので、一般的な鳩とは違う種類の鳩の事のようです。
イタリアではお祝いの日などに鳩を食べる習慣があるようで、シェフ養成コースのフランチェスコ先生の授業でも鳩料理を習う事が出来ます。
そしてオルビエートという町は先日のレポートでも書きましたが、地上の町の下に3000年前から岩を掘った地下都市があり、そこで鳩の飼育をして食用としていました。
それもあり、鳩を食べる事は他の地域より盛んなのではないかと思います。
そして今回私達も初めて鳩料理に挑戦してみました!
メニュー(5人前)はアンティパストにトリュフのブルスケッタ、プリモピアットでトリュフのウンブリケッリ・トリュフ入りカルボナーラのスパゲッティ、セコンドピアットで子羊のグリル焼き・トリュフのオムレツ・トリッパ(牛の胃袋のトマト煮込み)・鳩の焼き煮、付け合わせでフライドポテト、デザートにブルーベリーソース付きのパンナコッタを頼みました。
…いや、書いてみて思ったのですが、トリュフばかりですねw
でもここのトリュフ料理は目の前でお皿から溢れるくらい(実際には溢れてテーブルにたくさんこぼれていました!)盛り付けてくれるのです!!
しかも香りが良くて美味しい!!
と、言う事でトリュフばかりの料理をいただきました!
のっけからトリュフ祭りですw
このブルスケッタはパンにトリュフとトリュフの香りの付いたオリーブオイルをかけたものです。
食べてみるとニンニクの香りと味もあり、最初にパンにニンニクを擦りつけたのが分かります。
ニンニクの香りもあり、より食欲をそそります!
ワインはここオルビエート周辺で採れたブドウで作られた白ワイン「CERVARO」をお共に!
実はオルビエートは白ワインがとても有名な産地でもあります。
今回飲んだこの白ワインは友人のおススメのワイン€45!
こんな時にしか飲めないこのワインは、まず色がとっても綺麗な黄金色で味はかどがなく、花の香りが鼻にぬけるような甘い香りが最後までする上品でとても美味しいワインでした。
プリモピアットで食べたウンブリケッリですが、このオルビエートの町があるウンブリア州(フィレンツェがあるトスカーナ州の下)の伝統パスタで、日本で言ううどんのように丸い太麺になっていて小麦粉と塩・オリーブオイルだけで作られます。
このレストランの場合手作りで作っているので1本1本が長さが違いいびつな形をしています。
でももちもちしていて食感がとても良かったです。
トリュフ入りカルボナーラのスパゲッティは、通常のカルボナーラより卵の味が濃くなく、その代わりにトリュフの香りが喉を通るまで香るとても上品で美味しいスパゲッティでした。
セコンドピアットの子羊のグリル焼きは、臭みが全くなくて柔らかく、炭火の香りがしてとても美味しかったです。
トリュフのオムレツは、オムレツにトリュフのオリーブオイルが入っているだけのシンプルなものにこれまた大量のトリュフが上からかかった一皿です。
このメニューはイタリアではポピュラーな一皿でフィレンツェのレストランでも食べる事が出来ます。
しかしトリュフが使われるので、シンプルなオムレツにこの値段!という価格がつけられています。
あとお腹いっぱい食べたい時なんかにもそぐわない料理ですねw
トリッパはこれぞトスカーナ!と言うトスカーナ料理の代表的な料理です。
牛の第2の腸(ハチノス)をトマトで煮込んだこの料理をこのウンブリア州で食べるのもどうかと思いますがw、フィレンツェで食べるものよりも味がシンプルでこれはこれで美味しかったです。
そして鳩の焼き煮、ですが、写真の通り頭をおとしたそのままの形の姿で運ばれてきました。
この濃い色のタレは一緒に食べた料理人見習いの友人曰く、肝臓のペーストではないか、との事です。
確かに少し苦味があり、あとバルサミコが入っていそうな見た目そのままの濃い味のタレでした。
味の感想を言いたいのですが、このタレの味しかしなくてお肉がよく分かりませんでした。
…すいません。w
この料理人見習いの友人は「臭みが全くなく今まで食べた鳩料理の中で一番美味しい!」と言っていました。
付け合わせのフライドポテトですが、実はこれが本当に美味しい!!!
お店にもよりますが、イタリアのレストランのフライドポテトはだいたいこのような大き目なサイズで、中はきれいにすり潰されていて舌触りが良くホクホクで外がカリっとして塩のかけ具合が絶妙!
他にも付け合わせではズッキーニなどの野菜の炭火焼きもおススメです。
最後にブルーベリーソースがかかったパンナコッタをオーダーしました。
日本のパンナコッタよりすごく濃厚で触感も少し硬いかもしれません。
ブルーベリーソースの味が負けてなくうまく混ざり合った完璧なデザートでした。
値段は5人で200€でした。
この値段は席代、ワイン、水2本、カフェ5人分入ってです。
高く感じるかもしれませんが、これだけふんだんにトリュフが使われている料理を4皿も頼んでこの値段はフィレンツェでは食べる事は出来ません。
やっぱりイタリアに来たら是非オルビエートへ!!
…私、オルビエートに越そうかしら?w
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Course:
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At Accademia Riaci, we are recruiting Course Reporters from our students. The students who are chosen to become Course Reporters are given 10 % of the tuition as their scholarship fee.
The Reporters who have submitted excellent reports will have his or her profile posted on our school website for the next 5 years as an alumnae and will be able to connect with their business chancesafter their graduation.
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