Accademia Riaci
Student Reports
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Momoko MIYAZAWA
Nationality: Japan
Course: Internship
Program: Internship
Period: Jul. 2,2015- Jun. 3,2016
日本人の旦那さん共々インターン中で、フィレンツェから電車で1時間30分ほど離れたアレッツォのそのまた田舎に住んでいます。都会では味わえないイベントや食べ物、友達の事、家に入り浸っている野良猫「黒さん」の事、そして学校での事を発信していこうと思います。
Feb. 24, 2016 | Posted in Reports, Internship , Assistant Reporter | Tags:Momoko Miyazawa, InternshipReporter: Momoko MIYAZAWA | Course: Internship
Internship 14-Internship Course 2015 (Assistant2)
Marcena
今回は私が住んでいるMARCENA(マルチェーナ)という村と住んでいる家の事を書きたいと思います。
ここはトスカーナ州、アレッツォ県の中にあり小さな小高い丘の上にあるマルチェーナという村です。
何度かレポートに書いていますが、学校があるフィレンツェから電車で1時間から1時間30分、その後アレッツォ駅からバスで20分、歩いて15分ほどの所にあります。
まずAREZZO(アレッツォ)と言う場所ですが、「Life Is Beautiful」と言う1997年の映画作品で第71回アカデミー賞の主演男優賞、作品賞、外国語映画賞を受賞した作品の舞台になった事で世界的に有名な場所です。
気温はフィレンツェよりいつも2・3度くらい低いです。
そしてマルチェーナですが、オリーブの木畑とブドウ畑に囲まれたイタリアの、特にトスカーナらしい風景の村で、小高い丘の上にあり、アレッツォの街を遠くに見る事が出来ます。
人口は多分100人もいないでしょう。
村の真ん中に教会がある以外はバール(喫茶店)もタバッキ(煙草屋)もない所です。
(こうイタリアに住んでいる人に紹介すると、とても驚かれます!
それは、どんなに小さな村でもだいたいはこの2つの店はあるからです!w)
そしてこのような場所ですので、外国人は私達しかいません。
何もない所ですが、なぜかおばけの家があります。・・・なんなのでしょう?
私達夫婦は小ぶりな2階建ての一軒家に住んでいます。
写真の右側の家が私達の住んでいる家です。
家の前につながって屋根があり、元々テーブルがあったので夏はここで夕食をとったりもします。
ここは、夫がインターンで勉強させていただいている建築会社の社長さんの貸家になり、隣に建築事務所があります。
私達の家は、昔の建物を改装した石造りの家で、夏は石が冷えて涼しいのですが、冬も同じように木の家より寒いかもしれません。
冷暖房もあるのですが、入居の際暖炉を付けてくれたので冬はもっぱら暖炉生活をしています。
最初は火をつけるのに30分以上かかっていましたが、今は5分かからずに点けられるようになりました。
(これはコツがいるんですね!)
これがとても暖かく、カットソー1枚で過ごせますし、この時期2日干しても乾かない洗濯物が一夜で乾いてしまいます。
この写真の左隅が我が家で、お隣さんとアーチで繋がっています。
左のレンガの建物が建築事務所で、その上のクリーム色の部分はまた別のご近所さんが住んでいます。
野良猫クロさんもいつも暖炉の前から離れませんw
猫の話になりますが、事務所に併設している社長さんのご自宅で猫を10匹飼っています。
そしてクロさん含め、野良猫もとても多いので、猫好きにはたまらないでしょう!w
野良猫達はいくつかいつも寄る家を持っているためご飯に困る事がなく、だいたいは太っています。w
そして人間慣れしているので、すぐに友達になる事が出来ます!
私は日本では犬を飼っていて犬派だったのですが、今では猫派になってしまったくらい!!!
本当に猫って可愛いのですね!
ご近所さんですが、社長さんの貸家が隣に何件かあるのですが、彼らにはとても良くしてもらっています。
ご飯を食べに行ったり、たわいもない話をしたり、ばったり顔を合わせるたびに「大丈夫?何か不自由ない?」と声をかけてくれますし、車がない私達を駅まで送ってくれたりもします。
彼ら以外のご近所さん達も良い方達ばかりで、イタリア人の元々持っている人間の温かさをいつも感じます。
日本人の私からしては、初対面ではここまでで線を引こうと思っているところを、ひょいっと飛び越えてしまう人懐っこさ、思った事はすぐに口に出して知らない人と話し始めてしまうところにいつもびっくりさせられますが、私および、日本人が持っていない羨ましいところでもあります。
もちろん話が長くて仕事が前に進まない等デメリットもありますがw、イタリアに来て、本来の飾らない人間味を持ったイタリア人を知れた事は、私にとって何よりも得られた事です。
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