Accademia Riaci
Student Reports
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Momoko MIYAZAWA
Nationality: Japan
Course: Internship
Program: Internship
Period: Jul. 2,2015- Jun. 3,2016
日本人の旦那さん共々インターン中で、フィレンツェから電車で1時間30分ほど離れたアレッツォのそのまた田舎に住んでいます。都会では味わえないイベントや食べ物、友達の事、家に入り浸っている野良猫「黒さん」の事、そして学校での事を発信していこうと思います。
May. 06, 2016 | Posted in Reports, Internship , Assistant Reporter | Tags:Momoko Miyazawa, InternshipReporter: Momoko MIYAZAWA | Course: Internship
Internship 23-Internship Course 2015 (Assistant2)
Trattoria Sostanza
今回はフィレンツェにあるオステリアで私の一押しのお店のレポートです。
ここはTrattoria Sostanza(トラットリア・ソスタンツァ)と言います。
Sostanzaは「本質、栄養物」と言う意味で、「本当の食堂はこうあるべし」と言う哲学が名前に込められているそうです。
創業は1869年と老舗で、メニューは当時からほとんど変わっていないそうです。
シェフやカメリエーレと写真を撮る事が出来ました。
ここの制服は作業服風の制服でとても特徴がありとてもカッコいいです。
ここに写っている彼らは二代目三代目の息子さん達で、少し前まではこわもてのベテランが牛耳っていて一見さんには敷居が高いイメージだったそうですよw
メニュー表もA3サイズの紙にアンティパストからデザートまでが書いてあって透明の保護ケースに入れられただけのシンプルなもので、そしてメニューも本当にシンプルなものになります。
例えばPasta al burroは「バターパスタ」ですし、1/4 Gallina bollitaは「4分の1ゆで鶏」と言う意味で、本当にシンプルです。
しかしシンプルだからこそ素材やシェフの腕で味が決まるので、まさに真剣勝負なのです。
私達が毎回決まって注文するメニューはBrodo in tazza(ブロードのスープ)、Tlrtino di carciofi(アーティチョークのパイ(オムレツ))、そしてPetti di pollo al burro(鶏の胸肉バターソースがけ)です。
とりわけPetti di pollo al burroは格別で、ここに来た人の半数がもう一皿追加して食べるほどの美味しさです。
鶏胸肉は表面を揚げたようなかんじで、中は肉汁が出る柔らかさがあります。
小さな鉄のフライパンのまま出てくるので、火傷に注意ですが、その分熱々のまま食べる事が出来ます。
そして骨がほとんどないので数人で行ってもフォークで切り分けて食べれます。
またバターソースをここのお手製パンに付けて食べるのも最高です。
Brodo in tazzaはとてもシンプルなスープですが、イタリアにはシンプルなスープがあまりなく、胃の調子が良くない時や風邪の時などに最初に飲むと体が温まり、その後食事が普通に出来るようになるくらいで、私達夫婦の間では「スープの薬」と勝手に思っていますw
(写真はパスタ入りのものです。)
Tlrtino di carciofiは見た目も興味のわくここの代表的な一皿です。
アーティチョークを卵でふんわり包むように焼き上げたこのメニューはフィレンツェの老舗に多いのですが、ここSostanzaが発祥とも言われているそうです。
少しバターの風味のふわふわの卵とアーティチョークの食感が絶妙です。
しかし味は濃くなく、こちらも何皿でもいけてしまいそうです。
そして最後に野イチゴのケーキをいただきました。
ショートケーキのようにスポンジとクリームが層になっているのですが、上にのっているクリームは甘く乾燥したタイプで、中のクリームは甘味の少ないふわっとしたクリームになっています。
またチョコチップが少しのっているのもちょっとした小技で全体を美味しくさせます。
野イチゴは粒が不揃いで本当に山から取ってきたような感じですがw、これでもかと言うくらいケーキにのっています。
1人前がすごく大きいので2,3人でお口直しで食べるとちょうど良いです。
そしてここはカッフェがありません。
イタリアなのにありませんw
それもこの店なら許してしまえます。
その他にもフィレンツェに来たら食べないわけにはいかないw、Bistecca alla Fiorentina(フィレンツェ風ステーキ)・Trippa alla Fiorentina(トリッパ(牛の胃袋)のトマト煮込み)なども申し分のない美味しさです。
フィレンツェに旅行に来る際は必ず行っていただきたいお店です。
ここは世界的に有名なのでオープンの前にお店の前で待っているか、予約をする事をおススメします。
TRATTORIA SOSTANZA
Via del Porcellana 25r Firenze
+39 055 212691
12:30~14:00,19:30~21:45
休:土・日・祝日
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