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Reporter
Mariko KATO

Country: Japan
Course: Jewelry Making
Program: Summer Course
Period: Jul 15, 2019 - Sep 1, 2019

🇬🇧 I majored in painting at an art university in Japan and then worked for a company as a jewelry designer. Japanese jewelry manufacturers basically have a lot of division of labor, so I have little experience in making and designing, and producing instructions. I decided to come to Florence because I wanted to deepen my knowledge and experience of jewelry in general and enhance my creativity in an environment different from everyday life.

🇯🇵 私は日本の美術大学で絵画を専攻した後、ジュエリーデザイナーとして会社で働いています。 日本のジュエリーメーカーは基本的に分業制が多い為、デザインと製作指示までが私の仕事でメイキングに関する経験はほとんどありませんでした。 よりジュエリー全般に対する知識と経験を深め、普段の生活とは違った環境の中で自分の創造性を高めたいと感じフィレンツェに来ることを決めました。

Feb. 19, 2020 | Posted in Reports, Jewelry Making , | Tags:, Reporter: Mariko KATO | Course: Jewelry Making

Jewelry Making vol.7 (Summer Intensive Course – Mariko)

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9月に入ると急に涼しくなり、秋の気配が漂うフィレンツェはとても過ごしやすいです。今週からまた新しい作品に取り掛かります。
モザイク風の細かく砕いた石を使ったピアスと、同時進行で厚みのあるリングを制作していきます。
ピアスはまた自分で作りたいデザインを考え、それに合った鉱石を買いに行きました。コーラルのオレンジ色とアズライトのブルーのコントラストはフィレンツェの夕暮れ時の空の色合いから着想を得て選びました。まずは枠を切り抜いていきます。

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自習で教室が使える時間もフル活用しています。課題のモザイク用の石を買いに行った時にとても綺麗なルチルクォーツを見つけて購入してしまいました!

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切り出した枠のパーツを土台パーツに鑞付けし磨きをかけました。
この窪みの部分に石を敷いていきます。最初に接着剤を使いパウダー状の細かい粒子を薄く敷き詰め、その上に粒状の石をパズルのようにはめ込み乾いた後にヤスリをかけて平らにしていきます。

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こちらはリングの工程です。先日切り出した幅広のシルバーを叩いて丸くし、その内側に細いリングと支えのパーツを鑞付けし二重構造にします。
空間を持たせて高さを付けることでボリューム感を出すだけではなく、石留めをしたり、様々なデザインを入れてアレンジすることができます。
幅太のリングの鑞付けは繋ぎ目を見せないように溶接するのが難しく、頑張ってヤスリをかけてから磨き上げましたが跡が見える仕上がりになってしまいました。シンプルな形も綺麗に仕上げるのは技術が必要です。

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ピアスの方は耳に通すパーツを鑞付けする前に石を入れてしまうというミスがあり、急遽デザインを変更しました。 鑞付けの際はバーナーでシルバーが赤くなるまで熱するのですが、先に石を入れてしまうと火にかけられなくなってしまいます。 別のパーツを制作し、それにポストを鑞付けしてから穴を開けて本体と丸カンで繋ぐデザインにしました! 着けるとモチーフが揺れるデザインになったので可愛くて結果オーライかなと思います。

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鋳造に出していたWAXの作品が金属になって戻ってきました!!
赤い鑞のような素材が金属になると艶と重厚感が出てガラッと雰囲気が変わり、我ながらカッコイイ!とテンションが上がります。ライオンのリングはかなり重いので、オブジェとして飾りたいと思います。
複数の先生に教わるといろいろなバリエーションのジュエリーに挑戦できるのでとても勉強になりますし、これらの技法を組み合わせればもっと幅広い表現が出来そうでとても楽しいです。

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今週のアートビジットはサントアポロニア教会でした。9月からは新しい生徒も増え、教室も活気があります。


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