Oct. 25, 2019 | Posted in Reports, Shoemaking , Student Reporter | Tags:Yuki Shimomura, ShoemakingReporter: Yuki Shimomura | Course: Shoemaking

Shoemaking vol.2 (One-Year Course – Yuki)

週末
初めの１週間は、初めてのことばかりでバタバタしていたせいか、あっという間に過ぎて行きました。週末は、たまっていた洗濯をしたり食材の買い出しにいったりとのんびり過ごしていましたが、夜にハウスメイトから「サンティッシマ・アヌンツィアータ広場でお祭りやってるよ」と連絡が。行って見るとキャンディーや風船を売る屋台などが出ていて、いつもとは違う賑やかな様子。後から解ったのですが、聖母マリアの誕生を祝うお祭りとのことでした。

お祭りで賑わうサンティッシマ・アヌンツィアータ広場。私たちの通学路でもあります。

色とりどりのキャンディーを売る屋台には行列ができています。

２週目
今週は、履き口に縫い目の見えないタイプの靴の制作を始めました。縫い目が見えない分、まだまだ下手なミシンステッチの心配は要りませんが、表と裏の革を内側に折り込むので、折り込み部分が分厚くならない様に、革を薄く削らなければいけません。

革を削るのには、こんな大きなナイフを使います。

翌日は、実際に革を使っての制作を始めました。アンジェロ先生が、折り込み部分の縫い方の見本を見せてくれました。

縫い方のお手本を見せてくれるアンジェロ先生。

完成したモデル。前回のモデルよりも綺麗に見えます。

クラスメイトのクレアは、凝ったデザインのものを作っています。パーツが多く、作るのは大変そうですが、素敵な靴ができそうです。この日もアンジェロ先生が、靴の装飾に使うパンチの使い方を見せてくれました。いろいろな形のパンチを使って靴に模様を描くことができます。私もいつか使える様に頑張って練習しようと思います。

小さいパーツを繋げるために糊づけをするクレア。

アンジェロ先生がパンチの使い方を見せてくれました。

水曜日の午前中は授業がなかったので、学校の近くの中央市場まで行って見ました。１階には野菜や肉、魚などの生鮮食品が並ぶ市場が、２階にはいろいろな料理を集めた、フードコートになっています。市場を見ていると、なんとゴーヤを発見。思わず購入してしまいました。

市場で見つけたゴーヤ。2本で１.１５ユーロ。

木曜日は、また新しいChanelモデルの制作に入りました。このモデルはかかと部分がストラップになっています。細いストラップを縫うのは難しかったですが、なんとかサンプルが完成しました。来週は実際に革を使った制裁に入ります。失敗しない様に頑張ります。

完成したChanelモデルのサンプル。

金曜日はアートビジットで、「サンタ・トリニタ教会」へ行きました。どの教会にも綺麗なステンドグラスやフレスコ画などがあり目を奪われます。
アートビジットの後には、クラスメイトと先週注文したラスト（靴型）を工場へ取りに行きました。このラストを使って作業を始めるのが待ちきれません。

サンタ・トリニタ教会に飾ってある絵の説明をみんな真剣に聞いています。

完成したラスト。